線…
見知らぬあなた…
…どうしたの?
図書館から
借りてきた本
ドジソンの最後の言葉
“人生、それは夢にすぎぬのか?”
その横に引かれた
柔らかく
薄い鉛筆の線
…どうしたの?
どうして
線を引いたの…?
見知らぬあなた…
あなたは
夢ではないのに…
ここに
こうして
私の中に
夢以上のものとして
存在して
語りかけてくれているのに…
見知らぬあなた…
この線は
消さずに
残しておきます
優しい指で
微かに震えながら
引かれた想い…
…見知らぬあなた
あなたが
ここに
存在し続けるように
ここに
このまま
残しておきましょう…


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